フィルターの清掃
2013-03-03



自宅の厨房には業務用のフードと換気扇があるのですが、そのフードの中にグリスフィルターと呼ばれる特殊なフィルターが付いています。
コンロで発生する油煙は金属フィンを通過し空気より重い油が金属フィンに付着、外へ出る油の量を減らす目的で付けられています。
一般の台所換気扇に付いているのは換気扇本体の汚れを減らす目的で付いていますが、業務用では発生する油煙で外部が汚れるのを押さえる役目をするのです。
換気扇本体は有圧扇と言って金属製の羽根を持ち、吸い込むのではなく押し出す方向で動きます。
20年間掃除もしていませんし毎日動いてますが、未だ壊れません。

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これが2枚あるのですが恥ずかしながら殆ど未清掃状態でした。
先回の汁受け皿の二度目の清掃が早く終わったので、今回はこのグリスフィルターの清掃をします。
フード内も油まみれですが、まずは手始めにフィルターからにしました。

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今回も五徳や汁受け皿同様の洗剤を使いました。
コンロと違い油は焼き付いていないので相当早く分解されます。
白い泡がどんどん油を分解し茶色に変色していきます。

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1回でこの程度は油汚れが落ちます。
お湯洗いと洗剤スプレーを繰り返すこと数回。
今回はたわしでゴシゴシ洗います。
金属ブラシはステンレスに傷を付けてしまいますので。
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立てると汚れた泡が滑るように流れ落ちます。
ステンレスの鏡面仕上フィルターは、このように掃除するとき非常に汚れが落ちやすいですね。

2枚を2時間ほどでクリーニング完了しました。
フィンの奥はブラシも届かず汚れが残っているところもありますが、まずはこまめに掃除することでその奥の汚れも次第に取れていくと思われます。

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見る限りはほぼ20年前の新品の輝きを取り戻しました。

フード内へ戻すと・・・

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未清掃のフード内の汚いことorz
次の掃除は1日で終わるかどうか・・・。

外して水洗いできればいいのですが、サイズが1.8m×0.9m×深さ0.9mで天井と壁に直接固定されており、取り外すのは不可能です。
水を直接掛けるにはプロの養生と水を集める仕掛けが必要です。
プロに任すか根性で自ら行うか、少し悩ましいですね。
[どうでもいいこと]

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